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新築時にどこまで備えておくべきか悩む人は多いと思います。今回は、我が家が実際に行った 壁裏補強 と、補強を活かして DIY で取り付けた 姿見(全身鏡) について詳しく紹介します。
「どこに補強を入れるべき?」「補強は本当に必要?」と思っている方の参考になれば幸いです。
壁裏の補強とは?|石膏ボード住宅で必須の下準備
鉄骨住宅など多くの新築住宅では、壁紙の下は 石膏ボード になっています。
しかし石膏ボードは木材と違い、白い粉を固めたような素材のため、ネジが効かないという特徴があります。
そのため、壁に鏡や棚などを取り付けたい場合は次のいずれかが必要になります。
- 下地の木材(柱・間柱)がある位置を狙ってネジを打つ
- 石膏ボード用アンカーを使い、大きめの穴を開けて固定する
- 新築時に壁裏へ補強板(ベニヤなど)を仕込む
特にアンカーは、取り外した際に比較的大きな穴が残ってしまうため、賃貸同様「跡が残りやすい」のがデメリット。
一方、新築時に補強を入れておけば、補強範囲ならどこでもネジを打てて、穴も最小限で済むため、後からの自由度が大きく向上します。
我が家が壁裏補強を入れた場所
我が家では、今後の使い勝手を考えて以下の3か所に補強を入れました。
- 玄関
└ 姿見(全身鏡)取り付け用 - 1階洗面所
└ 将来の鏡・収納取り付け用 - キッチン
└ 吊戸棚の取り付け用
実際に活用しているのは今のところ玄関だけですが、洗面所やキッチンは必要になったタイミングで取り付けできるという“安心感”があります。
5年住んでみて「補強を入れておけばよかった」と後悔した場所
住み始めて5年。
「ここは補強を入れておけばよかった…」と後悔したのは以下の2か所です。
1. テレビ裏の壁
テレビ台にテレビを置いていますが、将来 壁掛けテレビ にしたくなった際、補強がないと自由に取り付けられません。
テレビ横に棚やパネルを取り付けたくても、下地探しが必要でハードルが高い…。
これは本当に補強しておけばよかったポイントです。
2. インナーガレージの壁
工具やパーツ収納のための棚を設置したいのですが、こちらも補強がなく取り付けに踏み切れません。
過去にクローゼットで DIY 棚を取り付けようとしましたが、針式&電子式の下地チェッカーを使っても まったく下地が見つからないという事態に…。
結局取り付けを断念しました。
補強を活かして DIY で取り付けた姿見(全身鏡)
玄関に取り付けた姿見が非常に使いやすかったので紹介します。
価格:19800円 |
この鏡は 厚みが薄く、スタイリッシュなデザイン なので通路でも邪魔になりません。
サイズも十分で全身がしっかり映り、出かける前のコーデチェックに最適。
安価な鏡にありがちな歪みもなく、品質はかなり高いと感じています。
取り付け方法もシンプル
- 補強が入っている壁なら
→ 付属の上下レールをネジで固定して鏡を差し込むだけ - 鏡本体には両面テープも付属しており、より安定感が増して安心
石膏ボード用アンカーも同梱されているため、補強なしの壁にも取り付け可能です。
※アンカーは取り外し跡が大きくなる点は注意。
気に入りすぎて、我が家では玄関だけでなく、補強のないリビング通路にも追加購入して取り付けました。
まるで新築時から備え付けられていたような仕上がりで、とても満足しています。
まとめ|壁裏補強は“新築時にしかできない後悔対策”
壁裏補強は、新築時にしかできない貴重なオプションです。
将来的にどこに棚や鏡、テレビ、収納を取り付けたくなるかは、住んでみないと意外と分からないもの。
特に以下の場所は補強を入れておくと後悔しにくいです。
- テレビ裏
- 洗面所やクローゼット内
- 玄関
- インナーガレージ
- キッチンまわり
「迷ったら入れる」という選択もありですが、もちろん予算との相談も必要。
ただ、補強があると後々の自由度が大きく上がり、暮らしやすさが確実に変わると実感しています。


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