我が家の「大きめ2階テラス」紹介|カフェのような空間を叶える工夫
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今回は、我が家においてガレージと並んで重視した「大きめの2階テラス」についてご紹介します。
この記事では、
- カフェのようなテラスを作りたい方
- すでにテラスがあるけれど活用できていない方
- 「そもそもテラスって必要?」と悩んでいる方
に向けて、我が家の実例をもとにお話しします。
はじめに
私の希望だったインナーガレージを実現するため、我が家の住居スペースはほぼ2階に集約されました。
そして妻からの「カフェのようなテラスがほしい」という要望を受け、せっかくリビングが2階にあるのだから、テラスまでを“リビングの一部”として使える間取りにしようと考えました。
結果、我が家のリビングは、一般的なバルコニーを室内まで食い込ませたような設計になっています。
間取りと仕様
大きめのテラスをつくるにあたって意識したポイントは、次の3つです。
- 椅子やソファを置いてもくつろげる広さ
- リビングと一体感のある間取り
- 眺めの良さ
これらを踏まえ、最終的には広さ4.5畳、形は下図のようなデザインにしました。

設備は以下の通りです。
- 蛇口
- 屋外用コンセント
- ハンモック用フック
- ダウンライト
腰壁は外壁と同じダインコンクリートを採用し、床は防水シートの上にタイル仕上げとしています。
テラスをつくってよかったこと
実際に使ってみて「テラスを設けてよかった」と感じた点は、以下の3つです。
- 広々テラスでカフェのような日常
- リビングからの心地よい眺め
- 見えない場所にごみ置きスペースを確保
順にご紹介します。
1. 大きめテラスでカフェのような日常
我が家のテラスには、リゾート感のある椅子とテーブル、ヤシの木やコルディリネなどの南国風植物を配置しています。
休日の朝やおやつの時間、ここでコーヒーを飲みながらほっと一息つく時間は最高です。
「ウッドデッキでもできるのでは?」と思われるかもしれませんが、テラスが2階にあることで大きな違いが生まれます。
周囲の視線を気にせず過ごせるため、朝起きてパジャマのままでも気軽にコーヒーを楽しめます。
この“手軽さ”が、日常使いにはとても重要だと感じます。
また、我が家では電気グリル(エレグリル)を常設しており、夏場には手軽にBBQを楽しんでいます。
炭火のような火器は防水シートにダメージを与えるため使用禁止ですが、電気グリルなら安全で準備も簡単です。
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2. リビングからの心地よい眺め
通常の2階リビングでは、外の景色が隣家の壁…ということも多いですが、我が家ではテラスに植物を置いているため、リビングから“緑と空”を眺められます。
昼間はもちろん、夜は植物にライトを当てることで、まるでリゾートホテルのような雰囲気に。
リビングのソファに座ってドリンクを片手に眺める時間は、日々の癒しになっています。

2階リビングでなくても、寝室に広めのテラスを設けるだけでも、同じような満足感が得られると思います。
3. 見えないところにごみ置き場を
我が家のテラスは四角形ではなく、リビングからは死角になる場所に半畳ほどのスペースがあります。
そこに小型の物置を設置し、生ごみや肉・魚のトレーなどを一時的に保管しています。

2階リビングの場合、ごみをどこに置くかは意外と悩ましい問題です。
テラスの一角に“見えないごみ置き場”をつくったのは大正解でした。
これから2階リビングを検討される方には、ごみ置きスペースの確保をおすすめします。
テラスの少し残念だった点
大きな不満はありませんが、使ってみて感じた“やや失敗したかも”と思う点を3つ挙げます。
- 物干しを設置しなかった
- 他の部屋がやや狭くなった
- 手入れの手間がある
1. 物干しを設置しなかった
設計段階で「おしゃれな空間に物干しはナンセンスだよね」と設計士さんと意気投合し、フックなどを設けませんでした。
しかし、晴れた日に浴室乾燥を使うたびに電気代が気になり、のちに着脱式のホスクリーンをDIYで設置しました。
見た目も悪くなく、洗濯物もたくさん干せて満足しています。
結果的にはDIYでも簡単に取り付けできたので、これは後悔というより“改善エピソード”です。
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2. 他の部屋がやや狭くなった
敷地に余裕があれば問題ありませんが、我が家のように限られた土地で大きめのテラスを設けると、リビングのスペースが少し狭くなります。
ただし、リビングとテラスが視覚的につながっているため、実際より広く感じるのは嬉しい効果です。
3. 手入れの手間がある
植物を置いているため、落ち葉の掃除などの手入れは必要です。
また、リビング側のガラスも汚れやすいので、定期的に掃除しています。
ただし、基本的に掃除以外はメンテナンスフリーなので、特別な負担ではありません。
まとめ
2階リビング+大きめのテラスという間取りにしたことで、
- カフェのような空間での生活
- ホテルのような眺め
- BBQやごみ置き場としての実用性
を手に入れることができました。
多少リビングが狭くなるといったデメリットはありますが、満足度は非常に高いです。
これから間取りを考える方は、ぜひ「大きめの2階テラス」を検討してみてください。



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